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コラム

屋根・防水

屋根塗装を依頼したいけど相場がわからない方へ、費用が高くなるケースや費用を抑えるポイントも併せて解説!

外壁塗装と同じく、屋根塗装も10年が一般的な目安と言われています。屋根の塗装を考え始めたときに気になるのが”費用”ですよね。

今回は屋根塗装の費用相場について、費用が高くなるケースや費用を抑えるポイントも併せてご紹介いたします。

 

■屋根塗装の費用相場と内訳

まずは屋根塗装の費用相場と内訳を見ていきましょう。

 

屋根塗装の費用相場は30〜60万円

屋根塗装の費用相場は足場代込みで30~60万円です。屋根塗装をするとき、さまざまな道具が必要になったり屋根の劣化状態が違ったりするため、費用にも影響します。

 

屋根塗装の内訳と各項目の費用相場

屋根塗装をする場合、足場・塗装・コーキングなどの費用がかかります。各項目の費用相場を確認して、必要な費用を知っておきましょう。

 

<足場設置(養生含む)>

屋根塗装は足場を設置して屋根に上ります。そのため、足場の運搬・設置・解体までの費用が必要です。費用の相場は1m²あたり600~800円が目安です。

また養生シートで足場を囲い、塗料や洗浄水が周囲に飛散しないように対策をしなければいけません。この養生シート代が1m²あたり100~200円かかるため、別途費用に加えて計算します。

 

<屋根塗装>

屋根塗装は、使用する塗料で費用相場が変わります。日本の屋根塗装には一般的にシリコン塗料が使用されています。シリコン塗料で1m²あたり3回重ね塗りする場合、2,300~3,000円が目安です。

 

<タスペーサー>

ストレート屋根を塗装するときに使用する道具です。屋根と屋根の間の溝が埋まらないようにすることが目的です。費用の目安は塗装する面積の1m²あたり400~600円となっています。

 

<コーキング>

屋根にひび割れがある場合、コーキングを使ってひび割れを補修します。コーキングは屋根材の空間を埋めるゴムのようなやわらかい部分で、1mあたり500~900円はかかります。

 

<高圧洗浄>

屋根が汚れた状態で塗装することはしません。汚れを落とすために高圧洗浄機を使用します。費用の目安は塗装する面積の1m²あたり200~350円です。

 

<諸経費>

諸経費は廃棄物処理費用や移動費などです。ここまでの項目に5~10%上乗せした金額が諸経費の目安です。

 

■屋根塗装の費用が高くなるケース

足場設置や塗料などの費用は基本的な費用です。しかし、現場は常に同じ条件ではありません。ここでは屋根塗装の費用が高くなるケースをご紹介します。

 

急勾配の屋根

屋根の勾配はデザインで異なります。特に急勾配の屋根は特別な足場を使うため、費用が高くなるケースがほとんどです。急勾配の定義は、「尺貫法勾配」で定められている表記で「6寸勾配以上」です。

 

屋根の面積が大きい

屋根の面積はさまざまです。単純に屋根の面積が広いと、使用する塗料の量が増えたり作業量が増えたりするため、費用が高くなります。

 

屋根の劣化が進んでいる

屋根はひび割れたりサビたりします。たとえばサビがある場合、サビ防止の処置をしてから塗料を塗ります。下準備にも諸費用がかかるため、塗装費用がかさむでしょう。

 

金属製の屋根

屋根の材料は瓦・トタン・ストレート屋根などさまざまです。特にトタンのような金属製の屋根の場合は、塗料をそのまま塗るのではなく、定着しやすくするために「ケレン」と呼ばれる下処理を行います。このケレンを行うと費用が高くなります。

 

使う塗料の費用が高い

塗料の値段は種類によって異なるため、費用に影響します。しかし長い目で見たとき、高い塗料を使用していると、次のメンテナンスまでの時期が長くなるため、おすすめです。

 

■屋根塗装の費用を抑えるポイント

屋根塗装の費用を抑えるポイントは3つあります。

 

外壁塗装と同時に屋根も塗装する

屋根塗装と外壁塗装を同時にメンテナンスすると、足場を組む回数が1度で済むので、それぞれを別で行うよりも費用を抑えることができます。足場を組む際に必要な時間や人件費は同じなので、足場を組む回数を減らすことがポイントです。

 

屋根塗装の塗料は慎重に選ぶこと

塗料の種類でも費用が左右されるとご紹介しましたが、費用削減だけを考えて塗料を決めてはいけません。必要な耐久性を満たしていたり必要な量であったりすることが大切です。塗料は予算だけでなく、それぞれの特徴を比較して選びましょう。

 

外壁塗装専門業者への依頼がおすすめ!

屋根塗装や外壁塗装は、専門業者への依頼がおすすめです。依頼するときにハウスメーカーを介すと仲介手数料が発生し、費用が高くなってしまいます。そのため、ハウスメーカーを介さずに直接、専門業者に依頼しましょう。

 

まとめ

屋根塗装は定期的に必要です。塗料代や工賃以外に足場の設置費用など多くの費用がかかりますが、費用は安ければよいというものでもありません。工事の内容と費用が見合っていることが大切です。今回の記事を参考に、屋根塗装の際は費用を抑える方法を考えましょう。

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