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次の外壁塗装はDIYにする?ポイントや注意点を解説

棚や収納を手作りするのが好きな方なら「いつかは外壁塗装をDIYでやってみたい」と思うかもしれません。うまく塗装できるとDIYの腕に自信がつきますし、家に愛着が湧いて一石二鳥ですよね。ですが、忘れてはいけないのが「外壁塗装は家を守るために大切な工事である」ということです。

そこで今回は、DIYで外壁塗装をするために知っておきたい流れや道具、注意点などをご紹介いたします。

■DIYで外壁塗装をする流れとポイント

まずは外壁塗装の流れとポイントを確認しましょう。

 

・外壁塗装をDIYする流れ

<洗浄>

外壁塗装の洗浄は範囲が広いため、高圧洗浄機を使用するのがおすすめです。

コケ、カビなどの頑固な汚れには中性洗剤を使い、ブラシでこすって汚れを落とします。

 

<養生>

車や窓ガラスなど、塗料が付くと困るものにはビニールやテープを使って養生を行います。

 

<下地処理>

外壁にヒビなどがある場合は、外壁の腐食を防ぐために下地処理を行いましょう。大きい傷でなければコーキング材での補修が可能です。

 

<下塗り>

下塗りには2つの役割があります。

  • 下塗りの後に行う上塗りの塗料と外壁の密着性を高める
  • 外壁が塗料を吸収しないように保護する

下塗りは上塗りした塗料を美しく見せるために欠かせない工程です。

 

<上塗り(中塗り・上塗り)>

上塗りは、中塗りと上塗りの2回が必要です。2回塗ることによって塗料の効果が発揮され、美しく耐久性の高い外壁に仕上がります。

 

・DIYで外壁塗装をするときのポイント

<洗浄は入念に>

外壁に汚れが残っていると塗料と外壁の密着が弱まり、色ムラや劣化を早める原因になるため、洗浄は念入りに行いましょう。

 

<養生を怠らない>

養生をしないと「外壁以外を汚してしまうかもしれない」と気を使ってしまい、作業の効率が落ちてしまいます。しっかりと養生を行なってから塗装の工程に移りましょう。

 

<外壁塗装のDIYは安全第一で>

外壁塗装は高所での作業を伴うため、作業中はヘルメットや安全帯を着用し、安全第一を心がけましょう。

2階以上の外壁や屋根の塗装などは安全を確保できないため、プロに任せるほうが無難です。

 

<塗布する量とインターバルを守る>

使用する塗料によって塗布量や乾燥時間が異なります。指定の量・時間を守らないと塗料が本来もつ性能が発揮されず、耐久性に影響する恐れがあるので注意しましょう。

 

■DIYで外壁塗装をしたらどのくらい節約できる?

外壁塗装をDIYでする人の多くは費用の節約を目的としています。実際にどのくらい節約できるのでしょうか。

 

・足場の設置費用は10万円前後

30坪程度の2階建ての家に足場を設置する場合、10万円前後が相場です。足場費用を節約するのは危険なのでやめましょう。安全な作業にはプロによる足場の設置が必要不可欠です。

 

・道具の予算は20~40万円

道具の予算は20〜40万円が目安です。必要な道具と金額の目安は以下を参考にしてください。

 

品名 価格の目安 その他
ヘルメット 5,000円程度
安全帯 8,000円程度
高圧洗浄機 30,000円程度
ハケ 3,000円程度
ローラー 3,000円程度
中性洗剤 1,000円程度
マスカー 30,000円程度 養生シートとマスキングが一緒になった資材
コーキング剤 1,000円程度 容量が300ml程度の場合
下塗り塗料 50,000円程度
上塗り塗料 100,000~150,000円程度

 

・DIYでの外壁塗装で節約できる額

DIYで外壁塗装を行なった場合、節約できるのは主に「人件費」で、60万円前後の費用を軽減できます。

 

■DIYで外壁塗装をする前に知っておきたいこと

DIYで外壁塗装をする前に、以下のことを確認しておきましょう。

 

・DIYで外壁塗装をするならしっかりした足場は鉄則

適当な足場では塗装も適当な仕上がりになってしまいます。転落などの重大な事故を避けるためにも、しっかりとした足場を組むことが不可欠です。

 

・DIYでの外壁塗装は十分な作業時間が必要

外壁塗装は天候に左右されやすいため、3か月程度を見積もっておきましょう。

また、少しずつ塗ると色ムラができてしまいます。1回の作業で最低でも1面を塗りきるつもりで時間を確保しましょう。

 

・失敗を想定しておく

プロではないので、知識と技術不足によって失敗することが十分に想定されます。塗り直しのために塗料を追加購入したり、プロに塗装依頼をして追加費用が必要になったりするケースも珍しくありません。

 

・無理だと判断したときはプロに依頼する

DIYでの外壁塗装に少しでも不安がある場合は、無理をせず専門家に依頼するのがおすすめです。費用はかかりますが、失敗のリスクが回避できて工事期間も短くなるメリットがあります。

 

■まとめ

DIYによる外壁塗装を自分でやってみようとお考えではないでしょうか。外壁塗装をDIYで行えば費用が大幅に節約できます。しかし素人であるがゆえに、けがや失敗のリスクも伴うので、プロに頼むのも選択肢の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

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