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外壁塗装の『初心者』必見!塗料の種類、特徴、費用相場、選び方

外壁塗装に使用する塗料は数多くの種類があり、種類によって特徴や費用なども当然異なります。そのため初めて外壁塗装を行う場合、どんな塗料を選べばよいのかと戸惑ってしまう方も少なくありません。

今回は初めての外壁塗装を行う方に向けて、外壁塗料の種類や特徴、費用相場、選び方まで詳しくご紹介いたします。

 

■外壁塗料の種類別の特徴と費用相場

見積業者に依頼する前に、まずは一般的な塗料の種類と特徴、費用相場を把握しておきましょう。選ぶ塗料の種類で外壁塗装の費用は大きく変動します。

 

外壁塗料の種類はさまざま

外壁塗料は、

  • カラー付けに使われる「着色顔料」
  • 耐久性を左右する「樹脂」
  • さまざまな機能を付加する「添加剤」
  • 材料を溶かして塗りやすくする「溶剤」

から作られています。塗膜の主成分となる樹脂は、塗料の耐用年数・グレードを決定する重要な要素です。

 

外壁塗料の主な種類は9種類

外壁塗料はアクリルやシリコンなど9種類あります。それぞれの耐用年数や価格の違いを比較していきましょう。

 

<アクリル塗料>

アクリル樹脂が主成分の塗料で、軽量で重ね塗りしやすく発色しやすいのが特徴です。費用相場は、1m²あたり1,000〜1,800円と低価格ですが、耐用年数が3〜8年程度と短いため、外壁の塗装用として採用されることはほとんどありません。

 

<ウレタン塗料>

ウレタン樹脂が主成分の染料で、やわらかく密着性に優れており、光沢感のあるタイプが多いのが特徴です。曲面など複雑な形状のある外壁にも適しており、モルタル・鉄・アルミ・コンクリート・木材にも塗装可能です。費用相場は1,700〜2,500円と比較的安価で、耐用年数は5〜10年程度です。

 

<シリコン塗料>

シリコン樹脂が主成分の染料で、透湿性に富んでいるため、結露が発生しにくい特徴があります。費用相場は2,300〜3,500円程度で耐用年数は7〜15年程度です。耐久性・耐水性・費用のバランスに優れている塗料です。

 

<フッ素塗料>

フッ素樹脂が主成分の染料で、高い耐熱性・耐寒性をもつのが特徴です。費用相場は3,500〜5,000円とやや高額ですが、耐用年数が12〜20年と長期間であるため、塗り替え頻度を減らしたい方におすすめです。

 

<ラジカル塗料>

高耐候酸化チタンや光安定剤を主成分とした染料で、2012年に発売された比較的新しい塗料です。塗膜の劣化・変色を防いで、チョーキング現象の発生を抑える効果があります。費用相場は2,200〜4,000円ですが、耐用年数は8〜16年と比較的長いため、コストパフォーマンスの高い染料として人気を集めています。

 

<セラミック塗料>

セラミックが含有された塗料で、断熱・遮熱効果の高さが特徴です。費用相場は2,300円〜4,500円程度です。耐用年数は10〜20年ですが、配合される合成樹脂によって大きく変わります。ただし、石材調のデザインにしたい場合は、価格が約5,000〜14,000円と高額になるので注意してください。

 

<光触媒塗料>

白色顔料である酸化チタンの性質を利用した染料です。酸化チタンが紫外線と化学反応を起こすことで、壁に着いた汚れを分解し、雨水を利用して汚れを自然に洗い流す効果があります。そのため、メンテナンスの手間が少なく済みます。費用相場は3,800〜5,500円程度で、耐用年数は10〜20年程度です。

 

<無機塗料>

無機物(鉱物)を主成分とした染料で、外壁が汚れにくいのが特徴です。有機物の劣化によって引き起こされるチョーキングや色あせといったトラブルもありません。費用相場は3,500〜5,500円程度で、耐用年数は10〜25年と長めです。

 

<ナノテク塗料>

アクリルシリコン樹脂が配合された塗料で、水性塗料の一種です。ナノテクノロジーを駆使して開発された塗料で、合成樹脂の含有量を最小限に抑えられています。従来の合成樹脂よりCO2の排出量が少なく、防火性、防カビ性も高いのが特徴です。費用相場は2,400〜5,500円程度で、耐用年数は10〜15年と長めです。

 

■外壁塗装で自分に合った塗料を選ぶには?

外壁塗装にはたくさんの種類があり、結局何が自分に合っているの?と思う方も多いのではないでしょうか。ここでは、重視したいポイントとそれに合ったおすすめの染料を紹介します。

 

外壁塗装の費用と耐用年数、両方重視したい!

費用と耐用年数の両方のバランスに優れた染料を選びたい方には、シリコン塗料やラジカル染料がおすすめです。

 

外壁塗装ができるだけ長持ちする塗料を選びたい!

長持ちする外壁塗料を選びたい方には、耐用年数の高いフッ素系塗料や無機塗料がおすすめです。ただし、外壁との相性の合わないとひび割れや剥がれなどが発生するため、よく確認して種類を選択しましょう。

 

とにかく外壁塗装の費用を抑えたい!

塗り替えをこまめに行いたい方や、費用を抑えたい方は、アクリル塗料やウレタン塗料がおすすめです。しかし、現在はコスパの高いシリコン系塗料が採用されることが多く、外壁用として取り扱っていない業者もあるため、事前に確認する必要があります。

 

汚れに強く、きれいな外壁を維持したい!

きれいな外壁を長持ちさせたい方には、フッ素系塗料や無機系塗料、セラミック配合塗料がおすすめです。親水性が高く、雨水が汚れを流してくれるため、きれいな状態を保ちやすくなります。

 

■まとめ

今回は外壁塗装の選び方についてまとめてきました。初めての外壁塗装の依頼だと、なかなか自分で選ぶのが難しいという方も多いのではないでしょうか?

東京、神奈川、埼玉、千葉で外壁塗装に関するお悩みやご相談がある方は、お気軽にエルカまでご相談ください。

どんな小さなことからでも丁寧にわかりやすくご回答いたします!

 

 

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