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【外壁塗料の選び方】外壁塗装の塗料はなにを基準にどのメーカーを選ぶ?

外壁塗装に使用する塗料はさまざまなメーカーから販売されており、多くの選択肢があります。しかし一般的に塗料は普段から利用するものではないため、知識がないままでは自分に合ったものを探すのは難しいかもしれません。

今回は外壁塗装メーカーや代表的な塗料について、特徴をはじめ注意点にも触れながらご紹介いたします。

 

■外壁塗料はなにを基準に選ぶ?

外壁塗装に使う塗料の価格は、機能や耐久性によってさまざまです。そのため、外壁塗装の塗料を選ぶ基準を明確にしておく必要があります。

重視するポイントを先に決めて、それに見合った外壁染料を選びましょう。

 

費用?それとも耐用年数?

外壁塗装に使う塗料を選ぶ際に重視されるポイントは、費用、耐久性、メンテナンス、機能性の4つです。なにを重視するかは、住環境や予算・費用によって異なります。

外壁塗料を選ぶときは、価格か耐用年数を基準に予算に見合った染料を選ぶようにしましょう。

 

各種類の耐用年数と費用

外壁塗料は、大きくわけて7種類あります。それぞれの耐用年数と費用を簡単に紹介します。

 

<アクリル染料>

アクリル樹脂の外壁塗装費用は、1,500円/m²前後と手頃な価格帯です。

耐用年数は6~8年と、住宅用の塗料では最短の耐用年数です。

 

<ウレタン染料>

ウレタン樹脂の外壁塗装費用は、1,950円/m²前後と比較的安いのが特徴です。

耐用年数は8~10年ほどです。

 

<シリコン染料>

シリコン樹脂の外壁塗装費用は、2,300円/m²前後ながらも、耐用年数は10~15年と長いのが特徴です。他の外壁染料と比べてもコストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。

 

<ラジカル制御形塗料>

ラジカル塗料の外壁塗装費用は、2,400円/m²前後ながらも耐用年数は12~16年とこちらも長いのが特徴です。

外壁染料の中では最もコストパフォーマンスが高い人気の染料です。

 

<フッ素塗料>

フッ素塗料の外壁塗装費用は4,300円/m²前後で、耐用年数は15~20年ほどが目安です。

フッ素塗料は耐久性や耐候性に優れているほか、汚れや酸性雨にも強い特徴があります。

 

<光触媒塗料>

光触媒塗料は、太陽光でセルフクリーニングする機能がある染料です。そのため、外壁塗装費用は4,700円/m²前後と高めですが、耐用年数は20~25年と長く保つことができます。

 

<無機塗料>

塗料に有機物をほとんど含まない無機染料は、非常に劣化しにくく、耐用年数は25~30年と染料の中でも最長です。そのため、外壁塗装費用も5,300円/m²前後と高額になります。

 

■外壁塗料メーカーの種類一覧

塗料の種類以外にも、代表的な塗料メーカーの特徴や染料を知っておくと外壁塗装の選択肢が広がります。

 

関西ペイント

関西ペイントは大正7年に創立された、老舗の塗料メーカーです。建築用から防食用・自動車補修用・工業用・船舶用などさまざまな染料を製造・販売しています。代表商品は、ラジカル制御型塗料のアレスシリーズやセラMフッソなどです。

 

日本ペイント

日本ペイントは、明治14年に創立された歴史のある塗料メーカーです。日本初の塗料メーカーで、建築用、自動車用・工業用・船舶用などさまざまな用途の塗料を製造・販売しています。代表商品としては、ラジカル制御型塗料のパーフェクトトップやファインシリコンフレッシュなどです。

 

エスケー化研

エスケー化研は、昭和30年創立の塗料メーカーで、建築塗材において最も多く採用されている会社です。建築塗材、耐火断熱材事業や化成品・省エネ型建材などを製造・販売しています。代表商品は、ラジカル制御型塗料のエスケープレミアムシリコンやSKシリコンクリヤーW、クールタイトなどです。

 

ロックペイント

ロックペイントは昭和6年創立の染料メーカーです。建築用塗料・車両塗料分野において国内でトップクラスのシェアを誇り、車両用・建築用・工業用・家庭用などさまざまな染料を製造・販売しています。代表商品は、サンフロンUV、サンフロンアクアなどです。

 

菊水化学工業

菊水化学工業は昭和34年創業の塗料メーカーです。特殊機能性材料・建築仕上げ材・建築・土木材料・機械器具・下地調整材の製造販売から、デザイン性に優れた仕上げ塗材の開発など幅広く事業展開しています。代表商品としては、キクスイSPシリーズ、水系ファインコートシリーズなどです。

 

日進産業

日進産業は昭和52年創立の比較的新しい塗料メーカーです。最新技術で注目されている塗料メーカーで、JAXAの断熱技術を応用した断熱塗料「ガイナ」を開発しISO認証を取得しています。

 

水谷ペイント

水谷ペイントは昭和16年に設立された大阪に本社のある染料メーカーです。屋根用・内外壁用・床用などさまざまな染料の製造・販売を行なっています。代表商品は、ナノコンポジットFなどです。

 

アステックペイントジャパン

アステックペイントジャパンは、オーストラリアの塗料メーカー・アステックペイントの日本向け代理店で、2000年10月に設立されました。代表商品は、リファインシリーズなどです。

 

AGCコーテック

AGCコーテックは昭和38年創立の塗料メーカーで、建築用・工業用・防食用フッ素樹脂・建築用仕上げ塗料・塗材・電子部材など幅広い製品を製造・販売しています。なかでも、フッ素樹脂塗料が有名です。代表商品は、ボンフロンなどです。

 

■外壁塗料を選ぶ際の注意点

外壁塗料を選ぶ際に押さえてほしい点を3つ紹介します。塗料を選ぶときの参考にしてみてください。

 

メーカーの名前だけで判断しない

染料業界は一般の方向けに広告・宣伝などをすることがほとんどないため、優良なメーカーにもかかわらず、知名度が低くいこともあります。そのため、塗料メーカーの名前を聞いたことがあるかどうかだけで判断するのは賢明ではありません。名前だけで判断せず、見積もりで出されるメーカーの染料が家の建材や下地状態に適応しているかどうかを基準に判断しましょう。自分で判断するのが難しい場合は、「なぜこの染料を選んだのか」「この染料の特徴は?」など詳しく説明してもらうのがおすすめです。

 

外壁塗装の予算を決めておく

あらかじめ費用相場をある程度把握してから外壁塗装の予算を決めるとよいでしょう。その際、予算にある程度余裕をもたせておくことが大切です。

 

DIYできる場合と難しい場合

外壁塗装でDIYが可能なのは、劣化の具合も少なく、かつ手が届く範囲のみの場合です。劣化が進んでいたり手が届かなかったりする場合は業者へ依頼しましょう。

 

まとめ

塗料選びは、外壁塗装にとってとても大切です。塗料次第で、家の耐用年数や費用、メンテナンスも大きく変わってきます。この記事を参考に、ぜひ後悔しない塗料選びをしてくださいね。

東京、神奈川、埼玉、千葉の外壁の塗装で業者選びに迷った際は、ぜひエルカにご相談ください。

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