外壁リフォームで定期的に必要な塗装ですが、最近はおしゃれなツートンカラーの人気も高まっています。せっかく塗装をするなら、ツートンカラーに挑戦してみませんか?
今回は、ツートンカラーの外壁リフォームについてご紹介します。
■人気が高い組み合わせ
外装をツートンカラーにしてみたいけれど、「色はどう組み合わせたらいい?」と悩む方もいらっしゃるでしょう。
そこで以下では、外壁塗装で人気の高いカラーの組み合わせを3つ紹介します。
・ホワイト系×高彩度色
ホワイト系は他の色との相性がよく、イエローやブルー、ピンクなどの彩度の高い色ともよく合います。家全体の印象が明るい雰囲気になり、個性を出すことが可能です。
しかし、ホワイト系は汚れが目立ちやすいカラーでもあるため、真っ白ではなくアイボリーやクリームなどの黄色みがかった色や、グレー寄りのホワイトを選ぶのがおすすめです。
・柄×色
組み合わせられるのは色だけではありません。柄と色を組み合わせることで、ワンランク上のおしゃれな住宅になるでしょう。
外壁によく使用される柄は、レンガ柄や木目調、タイルなどです。
たとえば、レンガ柄とブラックやダークブラウンなどの色を組み合わせると、重厚感や高級感のあるデザイン、木目調とホワイト系のカラーを組み合わせると温かい雰囲気を演出できます。
柄と色の組み合わせ方で印象が大きく異なるため、自分がスタイリッシュなデザインにしたいのか、それともカントリー風の温かみのあるデザインにしたいのかなどを事前に決めておくとスムーズでしょう。
・同系色
2つの色を似た色同士で合わせることにより、まとまったデザインになるでしょう。
定番の組み合わせは、「ホワイト×グレー」や「ブラック×グレー」、「ブラウン×ベージュ」などです。
同色系は失敗しにくいため、デザインに自信のない方や無難なデザインにしたい方などにおすすめの組み合わせです。
■おしゃれなツートンカラーにするポイント
おしゃれなツートンカラーにするポイントは以下の5つです。1つずつ詳しく見ていきましょう。
・使う色の割合
ツートンカラーにする場合は、使用する色のバランスを考えましょう。
2色を同比率で使用するよりも、6:4〜7:3くらいを目安にするとバランスがよくなります。
・色の考え方
ツートンカラーの2色を選ぶポイントは、必ず淡い色を入れることと同系色を選ぶことです。
2色とも濃い色にしてしまうと、見た目が重くなり、まとまりも悪くなります。そのため、2色のうちどちらかは淡い色を使用しましょう。
また、先述の通り、同系色を選ぶとまとまったデザインに仕上がります。
万が一、同系色の組み合わせで締まらない印象になる場合は、セパレーションカラーを入れるのがおすすめです。
セパレーションカラーとは、2色の色の境界線に入れる別の色のことで、色と色の境界線がはっきりとし、配色を引き締めることができます。
・色数は最大3つまでにする
色を増やしすぎると散らかった印象になるため、使用する色は3色までに抑えましょう。
3色使用する場合は、ツートンカラーにアクセントとなる色を組み込むのがおすすめです。
・まずはベースカラーから決めよう
外壁塗装をする際にはまず、ベースとなる色を1色決めます。
ベースカラーは、全体の60〜70%の面積を目安に使用するとバランスがよくなります。
ベースカラーは面積が大きい分、家の印象にも直結するため、できるだけ落ち着いた色を選びましょう。
ベースカラーに向いているカラーは、クリームやアイボリーなどの淡い色です。一方で、ブルーやレッド、イエローのような原色は、色の組み合わせが難しく、ベースカラーには向いていません。
・塗り方を考えよう
ツートンカラーの塗り方には、階層ごとや縦分け、凹凸部分だけなど、さまざまなバリエーションがあります。
階層ごとの色分けは1階部分と2階部分の上下で色を分ける塗り方で、縦分けは縦に色分けをする塗り方です。
階層ごとに色分けする場合は、下層部分を上層部分よりも濃い色にすると見た目が整います。縦分けは、クールでスタイリッシュなデザインにしたい方におすすめの塗り方です。
また、ベランダや玄関まわりなど、家の凹凸部分の色を変える方法もあります。凹凸部分の色を変えると立体感のあるデザインになり、ハイセンスな住宅に仕上がります。
■まとめ
外壁リフォームでツートンカラーの住宅にする場合は、色の組み合わせや色の割合、塗り方などについてよく計画を立てましょう。
「ツートンカラーにしたいけどセンスに自信がない」という方は、デザインの相談に乗ってもらえるリフォーム業者に依頼するのがおすすめです。
エルカでは、コミュニケーションを取りながらご要望に沿った外壁リフォームを提案させていただきますので、ぜひ気軽にお問い合わせください。